\ WordPressテーマ1491サイトの利用例を紹介 (2021/10/29更新)/

WordPressテーマのライセンスについて調べてみた(1)

WordPressテーマのライセンスについて調べてみた

WordPressは無料でだれでも比較的簡単にウェブサイト作成やブログの運営が可能なため人気あります。WordPressのサイトのデザインをするためにはテーマを作成しなければなりませんが、これは専門的な知識が必要なため、かなりハードルが高くなります。

そこでほとんどの方がインターネット上で公開されているテーマを活用します。そしてより効率的に魅力的なウェブサイトやブログを構築するために有料のWordPressテーマを購入する方も多く見かけます。

WordPressテーマを購入する際にどのテーマを選ぶかは様々な視点があると思います。「カッコいいデザイン」「安いやつ」「使いやすいテーマ」「SEOに強そう」など口コミサイトや様々なブログなどで自分に合ったテーマをいろいろ検索すると思います。

今回は「ライセンス」に焦点を絞って様々なWordPressテーマの比較をしてみたいと思います。

目次

ライセンスの確認なんて必要?

WordPressテーマに限らずソフトウェアなどには「ライセンス」についての記述があります。多くの方がパソコンにインストールしているウィルス対策ソフトも「1台のパソコンでしか使えない」「3台のパソコンで使える」「スマホでも使える」など様々なライセンスの規定があります。

WordPressテーマにも「一つのサイトでしか使えない」「いくつのサイトでも使っていい」「他の人のサイトを作ってもいいい」などテーマ販売会社によってそのライセンスの基準は様々です。

もしあなたがあるWordPressテーマを購入して一つのサイトを作るだけならライセンスの確認なんて必要ないでしょう。しかし、別のサイトでも使いたいと思ったときにはライセンスの確認は必要です。

また、お友達のブログを作ってあげる場合にも有償無償にかかわらず規定があったりします。さらにあなたが作ろうとしている、または運営しているウェブサイトやブログを他の人や会社に運営してもらう場合にもライセンスの規定がある場合もあります。

特に盲点なのが購入したWordPressテーマでウェブサイトやブログを構築しようと思ったけど行き詰まってしまった。そこで詳しい人にお願いして手伝ってもらった…なんていうケースでもライセンス規定をしているテーマ販売会社もあります。後からトラブルにならないためにもしっかり確認しておきましょう。

トラブルにならないためにもライセンスについての規定が複雑なWordPressテーマ販売会社からは購入しないということも重要でしょう。

WordPressテーマ販売会社のライセンスを確認してみよう

現在、日本では様々なWordPressテーマ販売会社から数多くのテーマが販売されています。これらの会社のライセンスについてチェックしてみます。WordPressテーマ購入にひとつの参考にしてみてください。なお、どこのWordPressテーマ販売サイトも規約が変更される場合もありますので、必ず最新のライセンス規約をご確認ください。

AFFINGER6(アフィンガー)

AFFINGER6(アフィンガー)
WordPressテーマ 「ACTION(AFFINGER6)」

AFFINGER6(アフィンガー)は多くのブロガーに支持されているWordPressテーマのひとつです。ウェブサイトの「商品利用規約」の中の「本商品利用の目的」「禁止事項」で規定があります。

ライセンスについての記述
  1. 本商品は,ユーザーが自己のために利用する目的でのみ利用することができ,販売,配布,開発その他の自己利用以外の目的で本商品を利用してはなりません。
  2. ユーザーは,自己利用目的に限り,本商品を複数のサイトに利用することができます。
ライセンスに関する禁止事項
  1. 本商品の全部又は一部を再配布又はダウンロードできる形で公開すること
  2. 本商品の全部又は一部を第三者に対し転売し,又は貸与すること
  3. 本商品を用いて,第三者のためのサイト作成その他のサービスを供与すること
制作代行についての記述

テーマを既に所有済みの方のカスタマイズ依頼を受けるのは問題ありません。テーマを所有していない人のサイトの制作代行する場合は例え管理者が同一でもサイトの所有者分のテーマを購入する必要があります。「サイトの所有者 = 購入ユーザー」 が原則です。

規約違反の場合の罰則

WordPressテーマ及びプラグインを正規の方法で購入せずに使用した場合は10,000円/日の使用料を請求します。

AFFINGER6(アフィンガー)のライセンスに関するまとめ

上記の規約をまとめるとWordPressテーマAFFINGER6(アフィンガー)を使う場合、購入した本人が自分のウェブサイトを作成する際には複数のサイトでも作成可能です。しかしながら制作会社やお友達のウェブサイトを作ってあげる場合などにはそれぞれテーマを購入する必要があります。

詳細についてはAFFINGER6の公式サイトをご確認ください。

THE THOR(ザ・トール)

THE THOR(ザ・トール)
WordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」

THE THOR(ザ・トール)はブロガー以外にも企業やお店のウェブサイトにも活用されているWordPressテーマです。「テーマ利用規約」のなかで記述されています。

「利用者」についての規定
  1. 個人が自身の名義で当テーマを購入した場合、その者を当テーマの利用者とします。
  2. 個人が第三者を代理して当テーマを購入した場合、その第三者を当テーマの利用者とします。
  3. 個人が自身の所属する法人または団体を代表して当テーマを購入した場合は、その法人または団体を利用者とします。
「テーマの利用条件」についての規定

利用者自身が管理・運営・利用する目的で作成するサイトへの利用。

「禁止事項」についての規定
  1. 当テーマまたは改変を行った当テーマの第三者への配布、転売、権利の譲渡。
  2. 当テーマを使用し第三者のサイトを制作する行為及びそれに関連する行為。(ただし、別途定める特別ライセンス契約者はその限りではない)
「制作代行」についての規定
  1. 利用者が当テーマを用いて制作代行を行う場合は、速やかに別途定める特別ライセンスに契約するものとします。
  2. 特別ライセンスは3年間有効で33,000円です。
  3. 特別ライセンスにはテーマ代金は含まれておりませんので、別途テーマを1つご購入いただく必要があります。
規約違反の場合の罰則
  1. 特別ライセンス未契約での制作代行に関する違約金額は、金30万円とします。
  2. 前項以外の規約違反に関する違約金額は、金10万円とします。
作成可能なサイト数

作成可能数に上限はありません。1度テーマをご購入いただければ何サイトでも作成可能です。

THE THOR(ザ・トール)のライセンスに関するまとめ

上記の規約をまとめるとWordPressテーマTHE THOR(ザ・トール)を使う場合、購入した本人が自分のウェブサイトを作成する際には複数のサイトでも作成可能です。しかしながら制作会社やお友達のウェブサイトを作ってあげる場合などには特別ライセンスを購入する必要があります。特別ライセンスはあくまでも制作代行のためのライセンスのようですので別途テーマは購入する必要があります。

テーマを購入した人が途中で挫折して制作会社に依頼する場合については記述が見当たりませんでしたが特別ライセンスが必要となるかもしれません。確認しておく必要があるでしょう。

詳細についてはTHE THOR(ザ・トール)の公式サイトをご確認ください。

ALPHA2(アルファ2)

ALPHA2(アルファ2)
WordPressテーマ「ALPHA2(アルファ2)」

ALPHA2(アルファ2)お店や中小企業のウェブサイト作成に活用できそうなWordPressテーマです。ライセンスについては利用規約の中で記述があります。

「禁止事項」についての記述
  1. 本コンテンツまたは改変等を行った本コンテンツ(以下総称して「本コンテンツ等」といいます)の第三者への配布、使用許諾または権利の譲渡。
  2. 本コンテンツ等を記録した媒体の第三者への配布または販売
「制作代行」についての記述

法人・個人を問わず、あくまでも「Alpha購入者様ご本人のサイトのみ」をお作りいただけます。ですから、他の方のサイトをおつくりになる場合は、その方にAlphaをご購入していただくことになります。

「複数サイト作成」についての記述

複数サイトの作成についての記述は見当たりませんでしたが購入者自身のウェブサイトであれば問題ないと思います。確認が必要でしょう。

「規約違反」についての記述
  1. 利用者の本コンテンツの利用または改変等が本規約に違反すると当社が判断する場合、当社は、当該利用者に対し本コンテンツの使用の差し止めを請求することができるものとし、利用者はすみやかに当該請求に従うものとします。
  2. 前項の定めは、当該違反により当社が被った損害にかかる賠償請求を妨げないものとします。
ALPHA2(アルファ2)のライセンスに関するまとめ

上記の規約をまとめるとWordPressテーマALPHA2(アルファ2)を使う場合、購入した本人が自分のウェブサイトを作成する際に複数のサイトでも作成可能かどうかの記述は明確ではありません。また、制作代行を行う場合はサイト所有者がそれぞれテーマを購入する必要があります。

テーマを購入した人が途中で挫折して制作会社に依頼する場合については記述が見当たりませんでしたが上記の記述を踏まえると可能と判断できそうです。

ウェブサイトの利用規約は細かい規定がありませんので疑問に思ったら事前に問い合わせて確認しておいた方が良いでしょう。詳細についてはALPHA2(アルファ2)の公式サイトをご確認ください。

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この記事を書いた人

初めてホームページを作成したのは1996年。
2000年よりフリーランスで主に中小企業、学校、各種公的団体、個人事業主のWordPressを活用したホームページ制作を行っています。WordPressテーマはそれぞれのクライアントに合わせて作成しています。
WordPressを活用したサイト運営のための情報発信をしていきます。

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