
WordPressのブロックエディターでは作成したあるブロックを「再利用ブロック」として設定し、他の固定ページや投稿で再利用することが出来ます。例えばお店などのサイトを作成している時に各ページの下部に「お問い合わせ電話番号」とか「お問い合わせはこちら」のようなものを表示させることが良くあります。これらを毎度毎度ページを作成するのではなく「再利用ブロック」として設定しておき、いつでも簡単にそのブロックを追加できる機能です。
再利用ブロックとして設定してみよう
再利用ブロックに追加

①再利用ブロックにしたいブロック上部の「詳細設定」をクリック
②「再利用ブロックに追加」をクリック。

上の画像のように再利用ブロックが作成されます。
再利用ブロックに名前を付けて保存する

①再利用ブロックの名前を付けます。わかりやすい名前にしましょう。
②「保存」をクリック。

上の画像のように「お問い合わせ電話」という再利用ブロックが作成されました。左上のブロックのアイコンも再利用ブロックのアイコンに変わりました。
再利用ブロックを再利用してみる

作成した再利用ブロックを別のページで利用する手順です。
いつものように左上の「ブロックの追加」アイコンをクリックするとこれまでなかった「再利用可能」という文字が表示されるのでクリック。

すると、先ほど作成した「お問い合わせ電話」というブロックが表示されているのでクリック。
再利用ブロックを利用出来た

すると上の画像のように「お問い合わせ電話」の再利用ブロックが追加されました。このように複数のページで部分的に同じコンテンツを活用する場合にはとても便利です。
すべての再利用ブロックを管理

先ほど再利用ブロックを追加する際に気づいたと思いますが、「ブロックを追加」→「再利用可能」をクリックして再利用ブロックを表示すると下に「すべての再利用ブロックを管理」というリンクがあります。
クリックしてみましょう。
再利用ブロックの管理ページ

上の画像のように再利用ブロックの管理ページが表示されます。

マウスカーソルを再利用ブロック名に移動すると下にメニューが表示されます。
「編集」をクリック。
再利用ブロックの編集

上の画像のような編集画面となります。ここで再利用ブロックの内容を編集することが出来ます。内容を編集した後、右上の「更新」をクリックすると再利用ブロックの内容が更新され、同じ再利用ブロックを利用しているすべてのページの内容が更新されます。
再利用ブロックの詳細設定

通常のブロックへ変換

「通常のブロックへ変換」をクリックするとそのブロックは再利用ブロックではなくなり元のブロックに戻ります。上の画像の例では段落ブロックの戻りました。
この場合、他のページの再利用ブロックには何の影響も与えません。現在編集中のページのブロックのみ再利用ブロックではなくなり自由に編集できるようになります。
再利用ブロックから削除

「再利用ブロックから削除」をクリックすると警告が表示されます。
Are you sure you want to delete this Reusable Block?
It will be permanently removed from all posts and pages that use it.
翻訳すると…
この再利用可能なブロックを削除してもよろしいですか?
それを使用するすべての投稿とページから完全に削除されます。

つまり「再利用ブロックから削除」をクリックすると、その再利用ブロックが削除されて無くなってしまうため他のページで利用している再利用ブロックが上の画像のような表示になります。
そして当然「すべての再利用ブロックを管理」するページにも表示されなくなります。この操作は元に戻せませんので注意しましょう。