
WordPressはそれ自体とてもすぐれた機能を持つCMSですが、プラグインを活用することでさらに機能的なWebサイト運営を可能にしてくれます。ただ、WordPressのプラグインサイトを見るとわかるようにあまりにも多くのプラグインが公開されていて自分に必要なプラグインはどれなのか?果たしてそのプラグインでいいのか?よくわかりません。
利用するプラグインは運営するWebサイトの内容によって異なってきますが、サイトの内容にかかわらず、まず最初に入れておいたほうが良いプラグインを紹介します。
プラグインのインストール手順

①プラグイン新規追加画面を開く
WordPressの管理画面(ダッシュボード)の左側メニューの「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
②プラグインを検索する
キーワード欄にプラグイン名を入力して検索します。
③プラグインをインストールする
インストールしたいプラグイン名の横の「今すぐインストール」をクリックします。インストールが始まるのでしばらく待ちます。
④プラグインを有効化
プラグインのインストールが完了すると「今すぐインストール」のボタンが「有効化」というボタンに変わります。「有効化」をクリックしてプラグインが利用可能になります。
WP Multibyte Patch(日本語の不具合修正)

WordPressはもともと英語で開発されています。そのため日本語サイトにおいては不具合が起きる可能性があります。「WP Multibyte Patch」は、日本語独自の不具合、バグを修正するパッチです。このサイトをご覧の方は日本語のWebサイトを運営している方がほとんどと思いますのでこのプラグイン「WP Multibyte Patch」は必ず入れておきましょう。このプラグインは設定事項は何もありませんインストールして有効化するのみです。
WP Revisions Control(自動保存をコントロール)

WordPressには「リビジョン(Revision)」という機能があります。「Revision」を翻訳すると「改訂、改版、訂正、改正、加筆…」というような意味があります。WordPressで投稿や固定ページを作成している時、「下書きとして保存」したり、公開後に内容を編集、加筆して「更新」するとその時保存した内容が「リビジョン」として保存されます。このリビジョンは投稿や固定ページの内容を過去に保存した内容に戻すことが出来るため便利ではあるのですが、個人運営のWebサイトで過去の記事の内容に戻すことがあるケースは稀と言ってよいでしょう。
リビジョンは保存するたび、更新するたびに作成されるので放っておくと一つの投稿、固定ページに対して数十個のリビジョンが作成されてしまうこともあります。それではデータベースを無駄に使用することになりますので保存されるリビジョンに上限を設定しておくと無駄にリビジョンが作成されることを防ぐことが出来ます。
「WP Revisions Control」はこの際限なく作成されるリビジョンの上限を設定することが出来ます。
Resize Image After Upload(画像の自動リサイズ)

Webサイトを作成する際にはたいていページに画像を貼り付けますね。Webサイト上で使用する画像のサイズは横幅は1000ピクセル程度。大きなモニターでバーンと表示させたとしてもせいぜい2000ピクセルといったところでしょう。ところが最近のデジカメではもっと大きなサイズの写真を撮影します。デジタル一眼レフカメラなら6000ピクセルも普通に撮影できます。
そんな大きなサイズの写真をWebサイトのページに張り付けても無駄に大きいだけです。「Resize Image After Upload」はアップロードした画像を自動的に設定した画像サイズにリサイズしてくれます。
Resize Image After Uploadの詳細はこちら
Google XML Sitemaps(XMLサイトマップ作成)

Webサイトのサページ構成、ページの更新情報をGoogleなどの検索エンジンに伝えることはSEOの観点からとても大切です。「Google XML Sitemaps」はWebサイトのXMLサイトマップを作成し、Googleに送信してくれるプラグインです。
BackWPup ? WordPress Backup Plugin(自動でコンテンツをバックアップ)

WordPressでWebサイトを運営する際に大切なのがコンテンツのバックアップを保存しておくことです。かつてのホームページ作成ソフトでホームページを作成し、FTPでアップロードするという方法でしたら作成したWebサイトのコンテンツはすべて自分のパソコンの中にあります。しかし、WordPressで作成したWebサイトのコンテンツはWebサーバー上にあります。万が一サーバーにトラブルがあった場合、どこかにバックアップを保存していないとWebサイトの復旧が困難になるかもしれません。
「BackWPup ? WordPress Backup Plugin」は設定したスケジュールに基づいて自動でバックアップを作成してくれます。作成したバックアップはDropboxなどの外部ストレージサービスや自分のパソコンにメールで送信したりできます。
WordPressのテーマはやっぱり国産テーマが安心!
WordPressのインストールは最近ではレンタルサーバー会社の「簡単インストール機能」などでだれでも簡単にできるようになりましたが、そこからのデザインがやっぱり悩みどころ。プラグインも何を使ったらよいのかわかんないし、解説サイトが英語表記というのもよくあるケースです。そして、
WordPressなんてムリだ…
なんていう残念な結論を出して、挫折してしまう方がとても多いです。
せっかく独自ドメイン取得したのに…
せっかくレンタルサーバー契約したのに…
せっかくWordPressインストールしたのに…
です。
WordPressのデザインを決めるものが「テーマ」であることは理解したと思いますが、どのテーマを選べばよいのかわからない…ダッシュボードのテーマの新規追加を試みても種類が多すぎるし、解説は英語だし、有効化してもよくわかんないし…
国産(日本語)のWordPressテーマを導入しよう
WordPressのダッシュボードからテーマを新規追加しようと探しても日本語のものはまず見つかりません。世界中のユーザーから見れば日本語なんて希少言語なので仕方ありません。日本語サイト向けのWordPressテーマはいくつもあります。それらの日本語サイト向けWordPressテーマはそれぞれのテーマ開発者のサイトなどで公開、販売されています。
日本語サイト向けWordPressテーマは有料のものも多いですが、有料であるからこそサポート体制も充実しています。多くの有料の日本語サイト向けWordPressテーマでは日本語での丁寧なサポートに対応しています。何をインストールすればよいかよくわからない「プラグイン」も不要だったり最小限の利用で済んだりします。以下に挙げる日本語サイト向けWordPressテーマは当サイトがおススメするWordPressテーマです。
おススメ① 高品質高機能なハイスペックなテーマ「DIVER」
WordPressテーマ「DIVER」はアフィリエイター、ブロガーにおススメのWordPressテーマです。目を引くほどのデザインではありませんが、ムダのないレイアウト構成は長い期間使っても飽きの来な… もっと見る
おススメ② オシャレなWordPressテーマ「STREETIST」
写真をクールに魅せてくれるWordPressテーマです。企業サイトでももちろん使えますが、写真をよく掲載するブロガーやアフィリエイトサイト運営者に向いているWordPressテーマですね。もちろんレス… もっと見る
おススメ③ ブロガー専用テーマ「ストーク19」
WordPressテーマ「ストーク(STORK)19」はレスポンシブデザインで特にスマホでの閲覧のしやすさを第一に考慮して設計されています。現在多くのウェブサイトではスマホでの閲覧がどんどん伸びていま… もっと見る