WordPressの投稿ページで関連記事を表示するための方法

目次

プラグインを使用する方法

Yet Another Related Posts Plugin (YARPP) を使用する

プラグインのインストールと有効化

  1. WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択します。
  2. 「Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)」を検索し、「今すぐインストール」をクリックします。
  3. インストールが完了したら「有効化」をクリックします。

設定のカスタマイズ

  1. 「設定」→「YARPP」を選択します。
  2. 関連性の基準(タイトル、コンテンツ、タグ、カテゴリなど)を設定します。
  3. 表示スタイル(リスト形式、サムネイル付きなど)を選択します。
  4. 「変更を保存」をクリックして設定を保存します。

YARPPを使用することで、自動的に関連記事が投稿ページに表示されます。

カスタムコードを使用する方法

関連記事を表示するカスタムコードの追加

テーマファイルのバックアップ

変更する前に、テーマの single.php ファイル(投稿ページのテンプレートファイル)や functions.php ファイルをバックアップしておきます。

カスタム関数の作成

functions.php ファイルに以下のコードを追加します。

   function display_related_posts() {
       global $post;
       $categories = wp_get_post_categories($post->ID);
       if ($categories) {
           $args = array(
               'category__in' => $categories,
               'post__not_in' => array($post->ID),
               'posts_per_page' => 5, // 表示する記事数
               'caller_get_posts' => 1
           );
           $related_posts = new WP_Query($args);
           if ($related_posts->have_posts()) {
               echo '<h3>Related Posts</h3><ul>';
               while ($related_posts->have_posts()) {
                   $related_posts->the_post();
                   echo '<li><a href="' . get_permalink() . '">' . get_the_title() . '</a></li>';
               }
               echo '</ul>';
               wp_reset_postdata();
           } else {
               echo '<p>No related posts found.</p>';
           }
       }
   }

single.php ファイルに関数を呼び出すコードを追加

single.php ファイルを開き、以下のように関数を呼び出すコードを追加します。このコードは、通常、投稿本文の下に追加します。

   <?php
   // 投稿本文の後に関連記事を表示
   the_content();
   display_related_posts();
   ?>

このカスタムコードを使用することで、同じカテゴリに属する関連投稿を現在の投稿ページに表示することができます。

サイドバーやウィジェットエリアに関連記事を表示する

多くのWordPressテーマはウィジェットエリアをサポートしており、関連記事をウィジェットとして表示することができます。

  1. プラグインのインストール(必要に応じて)
    • 関連記事を表示するプラグイン(例:YARPP)をインストールし、有効化します。
  2. ウィジェットの設定
    • WordPress管理画面で「外観」→「ウィジェット」を選択します。
    • 関連記事ウィジェットを探し、サイドバーや他のウィジェットエリアにドラッグ&ドロップします。
    • ウィジェットの設定をカスタマイズして保存します。

これで、サイトのサイドバーや指定したウィジェットエリアに関連記事が表示されます。

以上の方法を使って、WordPressの投稿ページに関連記事を表示させることができます。プラグインを使用する方法は手軽で初心者にもおすすめですが、カスタムコードを使用する方法は柔軟性があり、特定の要件に合わせて調整することが可能です。

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この記事を書いた人

初めてホームページを作成したのは1996年。
2000年よりフリーランスで主に中小企業、学校、各種公的団体、個人事業主のWordPressを活用したホームページ制作を行っています。WordPressテーマはそれぞれのクライアントに合わせて作成しています。
WordPressを活用したサイト運営のための情報発信をしていきます。

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