get_current_blog_id()

get_current_blog_id()
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get_current_blog_id()の用途

get_current_blog_id() は、WordPress のマルチサイト機能を使用しているときに「現在のブログ(サイト)ID」を取得するための関数です。通常のシングルサイトでは、常に 1 を返します。

get_current_blog_id()の使用方法

get_current_blog_id(): int

戻り値

  • 現在のブログ(サイト)の ID(整数型)

get_current_blog_id()の主な用途

  • マルチサイトでの条件分岐:異なるブログIDに応じて処理を分けたい場合に使います。
  • グローバルな設定処理:どのサイトからのアクセスかを判定して、適切な処理を行いたい場合に使われます。
  • マルチサイト用のプラグインやテーマ開発における切り替え処理などにも使用されます。

get_current_blog_id()の使用例

例1:ブログIDを出力する

echo '現在のブログIDは: ' . get_current_blog_id();

例2:特定のブログIDだけ処理を変える

if ( get_current_blog_id() === 2 ) {
    // ID 2 のブログだけに適用する処理
    echo 'これはブログ2の表示です。';
}

例3:スイッチして他のブログのデータを取得する(マルチサイト環境のみ)

$original_blog_id = get_current_blog_id();

switch_to_blog(3);
// ブログID 3 の投稿などを取得・表示

restore_current_blog();
// 元のブログに戻す

get_current_blog_id()をシングルサイトで使うと?

  • 常に 1 を返します(WordPressインストール直後のデフォルトブログID)。

get_current_blog_id()の補足:関連関数

関数名説明
get_blog_details()指定したブログIDの詳細情報を取得
switch_to_blog( $blog_id )処理対象を別のブログに切り替える
restore_current_blog()switch_to_blog() で切り替えたブログを元に戻す
is_multisite()現在の WordPress がマルチサイト環境かどうかを判定

get_current_blog_id()のまとめ

特徴内容
関数名get_current_blog_id()
主な用途現在のブログIDの取得(特にマルチサイトで有用)
シングルサイト常に 1 を返す
使用場面処理の条件分岐、他サイトとの切り替え処理 など
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この記事を書いた人

初めてホームページを作成したのは1996年。
2000年よりフリーランスで主に中小企業、学校、各種公的団体、個人事業主のWordPressを活用したホームページ制作を行っています。WordPressテーマはそれぞれのクライアントに合わせて作成しています。
WordPressを活用したサイト運営のための情報発信をしていきます。

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