the_terms()

the_terms()の用途

the_terms() は、投稿に紐づくターム（カテゴリー・タグ・カスタムタクソノミー）を直接表示する関数です。
get_the_term_list() とほぼ同じ動作ですが、こちらは返り値を取得せず即出力します。

the_terms()の構文

the_terms( int $post_id, string $taxonomy, string $before = '', string $sep = ', ', string $after = '' )

the_terms()のパラメータ

• $post_id: 投稿ID（ループ内なら get_the_ID()）
• $taxonomy: タクソノミー名（category, post_tag, カスタムタクソノミー）
• $before: 出力の先頭に付ける文字列
• $sep: タームを区切る文字列
• $after: 出力の末尾に付ける文字列

the_terms()の戻り値

何も返さず直接出力します。

the_terms()の基本例

カテゴリーをカンマ区切りで表示

the_terms( get_the_ID(), 'category' );

出力例
<a href="...">ニュース</a>, <a href="...">イベント</a>

the_terms()の装飾例

the_terms( get_the_ID(), 'category', '<p>カテゴリー: ', ' / ', '</p>' );

出力例
<p>カテゴリー: <a href="...">ニュース</a> / <a href="...">イベント</a></p>

カスタムタクソノミー例

the_terms( get_the_ID(), 'genre', 'ジャンル: ', ', ', '' );

出力例
ジャンル: <a href="...">ミステリー</a>, <a href="...">ファンタジー</a>

タームがない場合

タームが紐づいていない場合は何も表示されません。

ターム有無の確認

タームがあるときだけ表示する例

if ( get_the_terms( get_the_ID(), 'category' ) ) {
    the_terms( get_the_ID(), 'category', 'カテゴリー: ', ', ', '' );
}

the_terms()の類似関数との比較