get_the_date()

get_the_date()とは？

WordPress関数 get_the_date() は、投稿（ポストタイプ）の日付を取得するための便利なテンプレートタグです。この関数は、投稿が公開された日付を返すもので、主にテーマのテンプレート内で使用されます。

get_the_date()の基本構文

get_the_date( string $format = '', int|WP_Post|null $post = null )

get_the_date()の引数の説明

get_the_date()の戻り値

• string：指定された書式で整形された日付文字列。

get_the_date()の使用例

1. デフォルトの日付形式で取得

$date = get_the_date();
echo $date;

WordPress管理画面の「設定」→「一般設定」で指定されている「日付のフォーマット」が適用されます。

2. カスタムフォーマットで取得

echo get_the_date('Y年m月d日');

Y年m月d日 のように日本語にカスタマイズも可能で、例として「2025年07月17日」のように出力されます。

3. ループ外で別の投稿IDの公開日を取得

echo get_the_date('Y/m/d', 123);

投稿 ID が 123 の投稿の日付を取得します。

the_date() との違い

get_the_date() は 値を返す関数 ですが、the_date() は 直接出力する関数 です。

get_the_date()の使用場面の例

投稿の日付とタイトルをリスト表示する

<?php if (have_posts()) : ?>
    <ul>
    <?php while (have_posts()) : the_post(); ?>
        <li>
            <?php echo get_the_date('Y年m月d日'); ?> - 
            <a href="<?php the_permalink(); ?>"><?php the_title(); ?></a>
        </li>
    <?php endwhile; ?>
    </ul>
<?php endif; ?>

get_the_date()の書式文字の例（PHPの date() に準拠）

get_the_time() との違い

get_the_date() は「日付（年月日）」のみを取得しますが、get_the_time() は「日時（年月日時分秒）」まで取得できます。

echo get_the_date('Y-m-d');        // 2025-07-17
echo get_the_time('Y-m-d H:i:s');  // 2025-07-17 10:15:30

get_the_date()の注意点と活用のヒント

• get_the_date() は 投稿日 を返す関数です。記事の更新日を取得したい場合は get_the_modified_date() を使用してください。
• カスタム投稿タイプでも使用できます。
• カスタムフィールドやカスタムループの中でも活用可能です。
• REST API 経由では別途投稿の公開日時情報（date_gmt など）が提供されます。

get_the_date()のよくある用途一覧

まとめ

get_the_date() は、投稿の「公開日」を柔軟に取得できる便利な関数で、特にアーカイブやリスト表示、またSEO対策として構造化データに日付を埋め込む場合などにも活用されます。

• 値を取得する（echoしない）ので、加工・連結・条件分岐に便利。
• フォーマットを自由に指定可能。
• 投稿ループ内外で使用でき、特定IDの投稿日も取得可能。