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the_author_meta()の用途
the_author_meta() は、WordPressで投稿の著者に関する情報を表示するためのテンプレートタグです。the_author() に似ていますが、こちらは特定の情報（例：ニックネーム、メールアドレス、URLなど）を個別に指定して出力できるのが特徴です。
the_author_meta()の基本構文
the_author_meta( $field, $user_id );the_author_meta()のパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
$field | 出力したい著者情報のキー（例：'nickname', 'email', 'user_url' など） |
$user_id（任意） | 特定のユーザーIDを指定。省略時は現在の投稿の著者情報を取得 |
よく使われる $field の種類
$field キー | 説明 |
|---|---|
'user_login' | ログイン名 |
'user_nicename' | スラッグ名（URLに使われる） |
'nickname' | ニックネーム |
'first_name' | 名（First Name） |
'last_name' | 姓（Last Name） |
'display_name' | 表示名（WordPress上で表示される名前） |
'email' | メールアドレス |
'user_url' | ウェブサイトURL |
'description' | プロフィール文 |
the_author_meta()の使用例
1. 著者のニックネームを表示
the_author_meta('nickname');出力例:
カズシ2. 著者のプロフィール（説明文）を表示
the_author_meta('description');3. 特定のユーザーIDのメールアドレスを表示
the_author_meta('email', 3); // ユーザーIDが3のメールアドレスthe_author_meta()の注意点
the_author_meta()は「表示（echo）する」関数です。値を返すだけにしたい場合は、get_the_author_meta()を使用します。- 出力される値には HTML エスケープが施されていないため、メールアドレスやURLなどを表示する場合は
esc_html()やesc_url()を併用してください。
get_the_author_meta() との違い
| 関数名 | 特徴 |
|---|---|
the_author_meta() | 画面に直接出力する |
get_the_author_meta() | 文字列として値を返す（変数に代入可能） |
the_author_meta()のまとめ
the_author_meta()は著者情報の特定項目だけを出力したいときに使う。- 例えば「ニックネーム」「プロフィール」「メールアドレス」など、表示する情報を明示的にコントロールできる。
- 出力結果を加工したいときや、出力せず変数に格納したいときは
get_the_author_meta()を使うのがベストです。
