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single_tag_title()の用途
single_tag_title() は、WordPressのテンプレートタグで、現在表示されているタグアーカイブページのタグ名を出力するために使います。タグアーカイブページ（例：example.com/tag/ニュース）で、そのタグ名（ここでは「ニュース」）をページタイトルや見出しに表示するのに便利です。
single_tag_title()基本構文
single_tag_title( string $prefix = '', bool $display = true );single_tag_title()のパラメータ
| 引数 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
$prefix | string | 出力されるタグ名の前に付ける文字列。例：'タグ: ' |
$display | bool | trueで出力、falseで文字列として返す（デフォルトは true） |
single_tag_title()使用例
1. タグ名をそのまま表示
single_tag_title();タグ名が イベント なら、イベント と表示されます。
2. タグ名の前にラベルをつけて表示
single_tag_title('タグ: ');→ 出力結果：タグ: イベント
3. タグ名を取得してカスタム出力する（出力しない）
$tag_name = single_tag_title('', false);
echo '<h1 class="page-title">現在のタグ: ' . esc_html($tag_name) . '</h1>';single_tag_title()の注意点
- タグアーカイブページでのみ有効です（
is_tag()がtrueのとき）。 - 他のアーカイブ（カテゴリーやカスタムタクソノミー）では何も出力されません。
single_tag_title()の関連タグとの違い・比較
| 関数名 | 用途 | 出力 | 対象 |
|---|---|---|---|
single_tag_title() | タグアーカイブのタグ名 | 出力または取得 | タグ（tag） |
single_cat_title() | カテゴリーアーカイブのカテゴリー名 | 出力または取得 | カテゴリー |
single_term_title() | 任意のタクソノミーの用語名 | 出力または取得 | カテゴリー・タグ含む全タクソノミー |
get_queried_object() | 現在のクエリオブジェクトを取得 | オブジェクト | タグ、カテゴリーなど全般 |
よく使われるパターン（タグアーカイブのタイトルとして）
<?php if ( is_tag() ) : ?>
<h1 class="page-title">
<?php single_tag_title('タグ: '); ?>
</h1>
<?php endif; ?>補足：タグの説明（description）も表示したい場合
if ( is_tag() ) {
$tag_obj = get_queried_object();
echo '<h1>' . esc_html( $tag_obj->name ) . '</h1>';
echo '<p>' . esc_html( $tag_obj->description ) . '</p>';
}
