the_tags()

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the_tags()の用途

the_tags() は、WordPress で投稿に設定された タグの一覧をリンク付きで表示する テンプレートタグです。記事のフッターやメタ情報の部分に「タグ: ○○, △△」のような形式で表示するのによく使われます。

the_tags()の基本構文

the_tags( string $before = null, string $sep = ', ', string $after = null );

the_tags()のパラメータ

引数説明
$beforestringタグ一覧の前に表示する文字列(例:'タグ: '
$sepstring各タグの区切り文字列(例:, '|' など)
$afterstringタグ一覧の後に表示する文字列

すべて省略可能です。

the_tags()の使用例

① デフォルトの表示

the_tags();

タグが 音楽, イベント の場合:

<a href="...">音楽</a>, <a href="...">イベント</a>

② ラベル付きで表示

the_tags( 'タグ: ', ' / ', '<br>' );

→ 出力例:

タグ: <a href="...">音楽</a> / <a href="...">イベント</a><br>

③ 装飾を含める

the_tags( '<div class="post-tags">', ', ', '</div>' );

→ 出力例(HTMLで囲む):

<div class="post-tags">
  <a href="...">音楽</a>, <a href="...">イベント</a>
</div>

the_tags()の出力条件と注意点

  • 投稿にタグが設定されていない場合は何も出力しません
  • この関数は値を返さず、直接HTMLを出力します。取得したい場合は get_the_tag_list()get_the_tags() を使います。

タグを取得してカスタム出力したい場合

$tags = get_the_tags();
if ( $tags ) {
    foreach ( $tags as $tag ) {
        echo '<span class="tag"><a href="' . esc_url( get_tag_link( $tag->term_id ) ) . '">' . esc_html( $tag->name ) . '</a></span>';
    }
}

このようにすると、カスタムHTML構造やクラス付与が可能になります。

the_tags()の関連関数との違い

関数名役割出力 or 取得
the_tags()現在の投稿のタグをリンク付きで表示出力(echo)
get_the_tags()投稿のタグ情報(配列)を取得取得(array)
get_the_tag_list()HTML形式でタグ一覧を文字列として取得取得(string)
has_tag()投稿に特定タグが含まれているかを判定判定(bool)

the_tags()のよく使うカスタマイズ

条件付きでタグを表示(タグがあるときだけ)

if ( get_the_tags() ) {
    the_tags( 'タグ: ', ', ' );
}

アイコン付きで表示(Font Awesomeなどを使う場合)

if ( get_the_tags() ) {
    echo '<div class="post-tags"><i class="fa fa-tags"></i> ';
    the_tags( '', ', ' );
    echo '</div>';
}

the_tags()のタグの活用メリット

  • 記事の関連性をユーザーに伝えやすくなる
  • タグページにより内部リンクが増えSEOにも貢献
  • タグごとの分類でユーザー体験が向上

the_tags()のまとめ

項目内容
関数名the_tags()
用途現在の投稿に設定されたタグの一覧をリンク付きで出力
特徴HTML出力専用。装飾や囲みのカスタマイズが可能
使い所投稿テンプレートのフッター部分、記事下など
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この記事を書いた人

初めてホームページを作成したのは1996年。
2000年よりフリーランスで主に中小企業、学校、各種公的団体、個人事業主のWordPressを活用したホームページ制作を行っています。WordPressテーマはそれぞれのクライアントに合わせて作成しています。
WordPressを活用したサイト運営のための情報発信をしていきます。

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